糖尿病は今や国民病ともいわれ、日本全国で約700万人の患者さんがいるといわれています。
では、糖尿病とはどんな病気でしょうか。読んで字のごとく、「糖が尿に出る病気」と言ってもよいでしょう。
もっと正確にいえば、尿ではなく、血液中のブドウ糖(血糖といいます)が多くなる病気です。
血液中のブドウ糖が一定の割合を越えると、それが尿にまで漏れ出して、「糖尿」の状態になります。
しかし、尿に糖が出ていないからといって、糖尿病ではない、というわけではありません。
血液中のブドウ糖を測ったとき、正常の人より高い、それが糖尿病なのです。
よくみられるのは、下記のような症状です。
ところでこのような症状は、糖尿病がかなり悪い状態でないと現れません。
かえって、無症状の人の方が多いぐらいです。
最近では、このような症状が何もないときに検診を受けて、糖尿病だとわかることが多くなっています。
糖尿病が徐々に進行すると、合併症による症状が出てきます。
血糖が高くなったために現れた、Ⅰ~Ⅳなどの症状は血糖をコントロールすれば治りますが、合併症は一度悪化させると、なかなかよくならないばかりか、取り返しのつかなくなることもあるので、早期発見、早期治療が重要です。